STAFF
総合演出:ウォーリー木下
劇作家・演出家。神戸大学在学中に演劇活動を始め、劇団☆世界一団を結成し、現在は「sunday(劇団☆世界一団を改称)」の代表として全ての作品の作・演出を担当。外部公演も数多く手がけ、役者の身体性に音楽と映像とを融合させた演出を特徴としている。またノンバーバルパフォーマンス集団「THE ORIGINAL TEMPO」のプロデュースにおいてエジンバラ演劇祭にて五つ星を獲得するなど、海外で高い評価を得る。10ヶ国以上の国際フェスティバルに招聘され、演出家として韓国およびスロヴェニアでの国際共同製作も行う。今年3月「神戸アートビレッジセンター(KAVC)」舞台芸術プログラム・ディレクターに就任。
物語:いしいしんじ
1966年大阪生まれ。京都在住。主な作品に小説「ぶらんこ乗り」「麦ふみクーツェ」「ポーの話」「悪声」、エッセイ集「毎日が一日だ」「そのように見えた」など。WEB上で「ごはん日記」を公開している。http://www.mao55.net/gohan/
振付・パフォーマンス:大熊隆太郎
劇団壱劇屋主宰。関西を拠点に演出家、振付家、俳優、マイムパフォーマーとして活動している。奇妙な空間をつくる演出、クセの強い動きが特徴。CoRich舞台芸術まつり!2016春 俳優賞。ノンバーバルパフォーマンス「ギア -Gear-」マイムパート、KissFM KOBE ラジオドラマ「Story For Two」にそれぞれレギュラー出演中。
演劇:伊藤拓
1980年生まれ、大阪府吹田市在住。人の記憶や存在を軸にドキュメンタリー的な舞台作品を手掛けながら、舞台芸術の枠に収まりきらない劇の思考/試行を続ける。2017年度より国際障害者交流センター ビッグ・アイの事業に携わり、障害者が参加できる舞台芸術の企画立案や調査、海外の障害者アート関連の団体やアーティストとの交渉などを担当。自宅のベランダにて樽状樹の育成を楽しむ。
音楽:ヨース毛
京都のアコースティックトリオ「ザッハトルテ」のチェリスト。1981年4月21日生。愛知県春日井市出身。4歳よりチェロを始める。クラシックからパンクロックやフリーの即興を経た、型に囚われない自由なスタイルで演奏。黒鯛釣りが趣味の日本酒好き。
【舞台】:2014年『友達』sunday @Ai HALL 音楽・演奏、2015年『麦ふみクーツェ』@シアターBRAVA! 出納係・演奏、2016年『透明な血』演劇集団円 作・演出:東憲司 音楽・演奏、他
音楽:にしもとひろこ
1982年大阪生まれ。空気にただよう色をなぞるように、紡いだ音を歌う。イガキアキコとのアコースティックデュオ「たゆたう」、婦人5人編成バンド「Colloid」で歌とギターを演奏。ソロでは主に自作の物語を詠み歌うスタイルでほぼ声のみのパフォーマンス行い、2014年、劇団sundayの公演『友達』の劇中音楽をザッハトルテのヨース毛と担当してから、ヨース毛とのスピンオフユニットでのライブもちらほら。音楽活動と並行してグラフィックデザイン、イラストレーションやクラフトなど、クリエイターとしても活動中。http://nishimotohiroko.net
音楽:かんのとしこ
2000年、歌とアコーディオンのユニット「amcan(アムカン)」を結成し、アコーディオン演奏&作曲を始める。歌とアコーディオンと紙芝居でのステージは、全国各地で好評を得る。2005年活動休止後、ソロ活動を初め、今に至る。楽曲の特徴は、思い出の情景が浮かび、少し懐かしい気持ちになるものが多い。どこかヨーロッパの香もするが、日本の心のメロディーを大切にしている。演奏においては、現在までに、自身のライブ活動の他、サポート活動・バンド活動を行い、イベント、パーティー、お祭り、寄席、ライブハウス、教育機関・・・など、幅広い場所で演奏。日本各地の他、台湾各地でも、歌とアコーディオンで演奏拡大中。楽曲制作においては、関西の演劇、自主映画、ミュージカルなどへの楽曲提供、バレエ(田島和美バレエ教室)、パントマイム(清水きよし、上海太郎)、即興演劇(トランク企画)、朗読などとのコラボレーションライブも行う。また、お笑い芸人「ナオユキ(スタンダップコメディ)(R-1ぐらんぷり2011ファイナリスト)」の出囃子を、作曲&演奏。2016年9月、初ソロアルバム「ばらとミツバチ」を制作。アルバム制作メンバー全9名編成のバンド「Ryokan da familiar」を結成。http://kannotoshiko.com/
アドバイザー・ダンサー:森田かずよ
1977年大阪府生まれ 。義足の女優・ダンサーとして活動。二分脊椎症・先天性奇形・側湾症を持って生まれる。18歳より表現の世界へ。表現の可能性を日々楽しく考えながら、義足の女優&ダンサーとして活動。「PerformanceFor All People.CONVEY」主宰。ダンススタジオP’spot14を含めたNPOピースポット・ワンフォー理事長。循環プロジェクト、奈良県障害者芸術祭ソロダンス「アルクアシタ」、ニットキャップシアター、ヨコハマパラトリエンナーレ、ファウストの恋人、庭劇団ペニノ、SLOWMOVEMENT他出演多数。子どもや、障害のある人や市民参加のダンス公演の演出、ワークショップ講師やレッスン、コーディネートなども行う。第11回北九州&アジア全国洋舞コンクールバリアフリー部門チャレンジャー賞(1位)受賞。
ダンサー:藤原美加
1990年生。6歳より踊りはじめる。日本女子体育大学舞踊学専攻に入学し、「全日本高校大学ダンスフェスティバルin神戸」にて文部科学大臣賞を受賞。卒業後「国内ダンス留学@神戸」2期生を修了し、拠点を京都に移す。近年は きたまり/KIKIKIKIKIKI 、黒沢美香、off nibroll等様々な振付家の作品にダンサーとして出演。また踊る運動療育士として発達障害のある子供達と日々全力で遊んでいる。
ダンサー:森山真由子
東京出身。神戸在住。幼少の頃よりクラシックバレエを始め、大学でコンテンポラリーダンス、日本舞踊、民俗舞踊、ジャズダンスと出会う。これら国も時代背景もメソッドも表現目的も異なるダンスを通じて、ジャンルや型にとらわれないダンスとは何かを模索し始める。現在は、日本舞踊や民俗舞踊など伝統舞踊とコンテンポラリーダンスを融合させたダンスを創作中。
俳優:岩﨑小枝子
京都造形芸術大学映像・舞台芸術学科にて、演劇やダンスなどを学ぶ。大学卒業後、2009-2011年大阪の劇団〈France_pan〉に所属。劇団解散後から現在まで、フリーにて活動。過去の出演作品は、『S/M』(演出:相模友士郎/2007)、France_pan『ありきたりな生活』(演出:伊藤拓/2010)、dracom『gallery』(演出:筒井潤/2011,2014)、『繻子の靴』(演出渡邊守章/2016,2018)など。
アシスタント:中島由美子
広島出身、神戸在住の俳優・パフォーマー。福祉施設での生活支援員の経験を持つ。演劇作品への出演のほか、オルタナティブスペースでのパフォーマンスも行い、音楽家や画家とのコラボレーションも多数。現在はヒロシマと原爆について多角的に考察する演劇「新平和」の創作に取り組んでいる。
アシスタント:中嶋悠紀子
劇作家・演出家・俳優・ワークショップデザイナー。
東大阪の演劇工場「プラズマみかん」主宰。
暮らしの中の「もやつき」に明かりを灯し、近年は劇創作を通じて対話に繋げる場づくりにも取り組んでいる。劇団外での活動は、高校演劇の脚本提供や講評委員など。谷町六丁目にあるコワーキングスペーズ往来で行っている月イチ演劇ワークショップ「劇読み!!!~新聞を体感しよう~」は2018年1月、産経新聞でも取り上げられた。